今度、初めてTOEICを受けてみようと思うんだけど、何から始めればいいの?人気の問題集を買えばいい?
学習を始める前に知っておかないと、今後の学習効率が悪くなることがあるから、順番に説明するね。おすすめの参考書も紹介するよ。
この記事を読むと分かること
- TOEICのテスト形式を知ることが大切、ということ。
- 自分の英語レベルを測る方法。
- 初心者向けの学習方法とおすすめ参考書。
留学など長期の海外経験なし、独学でTOEIC830点を取得した私が解説します。
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勉強を始める前にまずはTOEICについて知ること
TOEICの出題傾向や形式が分かっていれば、テストに必要ない部分について勉強してしまい、時間を無駄にするということを避けられますね。
TOEICとは
※本記事で言うTOEICとは、TOEIC Listening & Reading のことを指します。
形式 | マークシート方式 |
テスト構成 | ・リスニング(Part1~4) : 100問 45分 ・リーディング(Part5~7) : 100問 75分 |
満点スコア | ・リスニング:495点 ・リーディング:495点 計990点 |
スコアの出し方 | 10~990点までで5点刻み |
メモができない理由と対策方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
- マークシートなので、英語を書く練習をする必要がない。
- 日本語を英語に訳す練習をする必要がない。(英語→日本語だけできればよい)
- 英会話の練習をする必要がない。
- 100問を75分で解答するスピード感と体力が必要。
- Part1~Part7がそれぞれどんな問題なのかを、公式問題集を見て知っておく。
過去問集は無く、公式問題集が頼りになります。
自分の英語のレベルを知る
TOEICがどんなテストなのか分かったら、次は自分の英語力がどのレベルなのかを知る必要があります。
自分の英語力によって、対策方法が変わってくるからです。
では、どのように英語力を測るのかを説明します。
テスト勉強なしで、とりあえずTOEICを受験してみる
あくまでも、目標点数に達するための準備段階としての受験です。
今の英語力はスコアとして明確に出されますし、実際に受験すれば、本番の緊張感や、時間の足りなさを身に染みて感じることもできます。とはいえ、7,810円の受験料はかかるし、結果が出るまでに時間もかかるので、実際にできる人は少ないかもしれません。
TOEIC公式問題集をやって自己採点する
公式問題集には、1冊に2回分の試験が載っていますので、これを使って自分で模擬試験をします。
また、これまでに1から9まで出版されていますが、最も新しいものからやるようにしましょう。
気を付けることは、実際の試験に近い環境で行うことです。
- 2時間通して集中できる環境でやる。
- 必ずタイマーをかけて、時間を守る。
- 問題に書き込まず、マークシートにマークする。
この方法で行うと、詳しい点数は出せませんが、ざっくりと何点くらい取れたのかが分かります。
TOEIC受験日を決め、申し込む
TOEICは年に10回開催され、午前か午後を選ぶことができます。
英語学習のモチベーションを上げるためにも、試験に申し込んでしまいましょう。
申し込みは公式ホームページから。
忙しい社会人なら3か月後くらいが目安だと思います。
英語初心者がTOEIC600点を目指す学習方法
自分のレベルがだいたい分かって、試験の申し込みが済んだら、次は初心者がやるべきことを優先順位の高い順に解説していきます。
英単語を覚える
最優先でやるべきことは、知っている英単語を増やすことです。
英単語の意味が分かれば、文法が分からなくても、その文章が何について書かれているのかがだいたい分かるからです。そうすれば、マークシートの4つの選択肢の中から「これは違うな。」と排除できたりして、正解率が上がっていきます。
反対に、英単語を知らなければ、解答に導く手段がありません。
英単語は今すぐに始めて、試験直前まで毎日継続しましょう。
オススメ英単語帳2選
- TOEICの勉強が初めての人
- 基礎的な単語も不安な人
- 今のスコアが400点未満の人
- 中学レベルの英語はほぼ大丈夫だという人
- 最終的には700点以上を目指したい人
こちらの2冊は、どちらも1,000円以下なのにとても使いやすいです。とにかくTOEICに出る単語を集中的に載せていて、サイズも小さく、軽いので、女性の手にも収まりやすいところも高評価。通勤の電車の中で開いても邪魔になりにくいです。
この英単語帳を使って、どのように単語の学習をすればいいのか、こちらの記事で詳しく解説しています。
文法の基礎を確認
ここで言う「基礎」というのは、中学校レベルの英語の基礎のことです。
基礎が分かっていなければ、スコアを伸ばすことはできません。反対に、中学校レベルの英文法を理解してしまえば、目標の600点はかなり近くなってきます。
文法は丸暗記ではなく、理解できると伸びが早いですよ。
オススメ文法書2選
中学生の時から英語が苦手、という人は、いきなりTOEICの文法書から始めると、難しくて続かないことが多いです。
無理せず、英語を一からおさらいするつもりで読んでみて欲しい1冊です。(中学校の英語が分かる人は飛ばしてOK)
「中学校の英語は大丈夫だけど、仮定法とか過去完了とか何だっけ?」という人は高校英文法から。
このシリーズは本当にひとつひとつ分かりやすく解説してあり、TOEICの専門書ではありませんが、基礎硬めには最適な良本です。中学生や高校生向けでしょ、と馬鹿にすることなく、ぜひ手に取ってみてください。
リスニング対策
リスニング対策として効果が高いのは、「音読」です。
自分で発音できる音しか聞き取ることができないからです。
リスニング力アップのための音読の方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
公式問題集で実践
ここまでテスト対策ができたら、もう一度公式問題集で本番さながらに実践してみます。
最初に力試しで模擬試験をしたときに比べると、きっとスコアは上がっているはずです。
もしも上がっていないのであれば、英語学習に充てられる時間が不十分だと考えられます。ついついやってしまう、ゲームの時間やYouTubeを見る時間を、英語のために充てられないか、振り返りと改善をしてみてください。
まとめ
英語初心者がTOEICで600点を目指す手順
- まずはTOEICがどんな試験なのかを知る。
- 自分の英語のレベルを知る。
- 試験に申し込む。
- 英単語は毎日やる。
- 英文法は基礎から確認。
- リスニング対策の音読をする。
- 公式問題集で本番同様に実践する。
忙しい社会人や主婦がTOEICのスコアを上げるためには、通勤時間やお昼やすみ、寝る前の時間などのわずかな時間を、どれだけ有効に使えるかがカギになります。細切れの時間を学習アプリでこまめに勉強をすすめるのがスコアアップへの近道になるので、おすすめです。
私はすき間時間に【スタディサプリ ENGLISH】で毎日少しずつ学習を進めています。
初心者がTOEICの学習を始めるには、最低でも
- 公式問題集
- 英単語帳
- 英文法の解説書
- 非公式の問題集
- リスニングの音源
を購入する必要があります。書店に立ち寄って、1冊ずつ目を通しながら選ぶことは、時間もかかるし、使いにくい本を選んでしまうリスクもあります。
また、せっかく買った参考書なのに、日々の疲れからなかなか机に向かって勉強できない、ということもよくありますね。
これらの悩み事が、スタディサプリ ENGLISHなら、すべて解決することができるのです。
参考書を買いに行く必要がなく、すき間時間にスマホだけで学習をすすめることができるので、やる気が出ないときにも、アプリさえ開いてしまえば毎日継続することができます。
実際に、毎日アプリでTOEICテスト対策をしている私の目線で書いたメリットとデメリットについての記事はこちら
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