- 社会人もTOEICを受けた方がいいのは分かっているけど、実際どんなメリットがあるの?
- 仕事をしながらTOEICの受験勉強をするのは大変なんだけど、そこまでして受験するべきなの?
長期の海外経験なし、独学でTOEIC830点を取得した私が解説します。
まずは結論。キャリアアップや転職に有利に働くことが多いので、英語初心者の方ほど早くから勉強を始め、何度も受験してみるべき。以下はTOEICを受験することで得られるメリット6選です。
- 今の英語力を客観的に測ることができる。
- 英語学習のモチベーションになる。
- キャリアアップに活かせる。
- 就職、転職でアピールできる。
- ビジネス英語を身につけることができる。
- 周りから一目おかれる。
この記事では「TOEIC Listening & Reading TEST」のことをTOEICと表記しています。
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今の英語力を客観的に測ることができる
TOEICテストは、合格・不合格はなく、スコアで評価されるので、自分の英語力がひと目で分かります。
- リスニング 100問 445点満点中 何点
- リーディング 100問 445点満点中 何点
- 計 990点満点中 何点
というのが、5点きざみでスコアが出されます。
これを見ると、自分にどのスキルが足りないのかが分かるので、そこを重点的に勉強することで、次回のスコアアップを目指すことができます。
英語学習のモチベーションになる
スコアが出されるTOEICを受験することによって、「次は〇点を取りたい」「今年中に〇点を取る」などと、具体的な目標を立てることができ、英語学習をがんばれるモチベーションにつながります。
モチベーションを高く保つことができれば、継続して学習することができますね。
キャリアアップに活かせる
TOEICで高得点を取ることができると、キャリアアップにとても有効です。
企業によっては、異動・昇格・昇進の判定基準のひとつとして、TOEICのスコアを材料としているところが多くあります。
海外出張をしたい、海外に駐在したいと考えている人は高いスコアが求められることが多いです。
また、会社で決められたスコアを取っていたら、給料にプラスして手当が出る可能性もあります。自分の働いている会社で、TOEICが有利になるかどうかも、調べてみると良いかもしれません。
まずは600点を目指してがんばってみよう!
就職・転職でアピールできる
TOEICは日本国内で2900以上の企業や団体で活用されています。
そして、それらの企業・団体に向けて取ったアンケートによると、採用時にTOEICのスコアを要件・参考にしている、もしくは新たに要件・参考にする可能性がある企業は55.4%にも及びます。
採用時にTOEIC Programを利用しているか
TOEICで高いスコアを取ることができれば、英語を使う企業だけでなく、多くの企業で就職、転職に有利になります。
また、企業によっては指定されたTOEICのスコアを持っていなければ、応募さえできないこともあります。
将来の自分の選択肢を広げるためにも、TOEICで高得点を取りたいものです。
ビジネスで日常的に使われる英語を身につけることができる
TOEICのテストは全てが日常生活やビジネスでのシーンを想定した内容です。
そのため、TOEIC対策の勉強をしていれば、実践的に使える英語が自然に身についていきます。
スコアだけでなく、実践的なビジネス英語を学ぶための教材としても、TOEICは有効です。
周りから一目おかれる
TOEICは世界共通基準で、透明性・信頼性があります。
そのようなテストで、高得点が取れれば、周りから「すごい!」と言ってもらえます。そしてまた、この誉め言葉が次の高得点へのモチベーションにもつながります。
日本は、いまだに英語に対して苦手意識の強い人がとても多いです。また、社会人になってからTOEICの勉強を頑張っている人もそんなに多くはないので、みんながサボっている間に勉強を続ければ、企業に重宝される人材になることができるのです。
TOEICのデメリット3選
TOEICにも弱点があります・・・
海外ではほぼ評価されない
TOEICは世界160の国で実施されていますが、それほど重要視されていません。
日本や韓国では、就職活動や昇進の評価の対象となっていますが、そのほかの国では、その存在さえ知られていません。
TOEICの価値は日本国内だけのものと思っておいた方が良いようです。
高得点を取っても英語が話せるとは限らない
いちばん有名なTOEIC L&Rで測れるのは聞く力と読む力の2つの力だけです。
受験勉強を通して多くの英単語を知っていたとしても、話すトレーニングをしていなければ、その言葉が自然にスラスラと出てくるということはありません。
英語を話せるようになるためには、やはり英会話の練習は必要です。
実質の有効期限が2年
TOEICのスコアに有効期限はありません。ただし、公式認定証の再発行は試験日から2年以内のものとなっています。
また、就職・転職活動などで企業に証明書を提出する場合は、2年以内のスコアを求められる場合が多いので、実質の有効期限は2年と言えます。
まとめ 将来のために何度も受けてみるべき
TOEICを受験することで得られるメリットは
- 今の英語力を客観的に測ることができる。
- 英語学習のモチベーションになる。
- キャリアアップに活かせる。
- 就職・転職活動でアピールできる。
- ビジネス英語を身につけることができる。
- 周りから一目置かれる
TOEICの弱点としては
- 海外では評価されない。
- 高得点を取っても英語が話せるとは限らない。
- 実質の有効期限が2年。
TOEICで高得点が取れれば、将来の選択肢の幅が広がります。
TOEICは受験の回数を重ねてスコアをアップさせていく、RPGのようなものなので、ぜひ何度も受験して少しずつ英語力を上げていきましょう。
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